縦長ページのページ全体スクリーンショットが途中で切れる/失敗する場合、それは「PCが遅い」せいではないことが多いです。
原因は ブラウザ側の画像(キャンバス)上限 です。
要点
- 上限は 総ピクセル数(幅×高さ×DPR²)で決まる。
- 最も効く対処:キャプチャ前に ブラウザ幅を狭くする。
- 長文や資料なら、巨大PNGより PDF 書き出しが向くこともある。
本当の理由:総ピクセル数
ブラウザには、1枚の巨大画像を生成する際の安全上限があります。ページ全体スクリーンショットは “1枚の巨大画像” なので、次の式の 総ピクセル数 が効いてきます。
画像の幅 × 画像の高さ ×(デバイスピクセル比 DPR²)
4K/5KやRetina/HiDPIは DPR が高く、総ピクセルが一気に増えます。
一番効く対処(驚くほど効く)
キャプチャ前に、Chromeウィンドウの 幅を狭くしてください。
幅が小さくなると、同じ総ピクセル上限の中で “許容される高さ” が増えるため、縦長ページが成功しやすくなります。
実用ヒント:A4/Letterの「読みやすい文書幅」くらいに縮めてから、ページ全体を試す。
そのほか効くこと
- メモリを食うタブを閉じて再試行(RAM圧を減らす)。
- 動的ページは読み込み完了を待つ。
- スクロールで読み込むページは スクロール遅延 を上げる。
PNG/JPGよりPDFが向く場面
印刷や共有目的で、しかも非常に長いページを扱うなら、巨大PNG 1枚より PDF(複数ページ) の方が扱いやすいことがあります。
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